2023年 03月 11日
DESK LITE, 1927 / Edward Weston |

エドワード・ウエストン亡きあと一時的に息子のコール・ウェストン (Cole Weston) によって、エドワードの机はこの場を離れたものの、元の場所に戻り、現在は孫のキム・ウエストン (Kim Weston) のメイン・デスクとなっているそうだ。
向かって左下のすっかり錆びて味わいのあるデスク・ライトはエドワードが使っていたもの。
エドワード・ウエストンは愛人であり弟子でもあった写真家で後に革命家となるティナ・モドッティ (Tina Modotti) とのメキシコ暮らし(1923~26年)を経てカリフォルニアに戻ってから、1927年にこのデスク・ライトを撮影している。背景を巧みに消去した貝殻の写真を撮り始めた頃と同時期でもある。
DESK LAMP でなく DESK LIGHT でもなく DESK LITE とプリントの裏に記されている。
プリントは息子のコール・ウエストンによるものでプリント年は不明。
プリントのイメージサイズ:W 235 H 180
フレームのサイズ:W 520 H 430 D 30
価格:¥550,000
ティナ・モドッティはアメリカに帰国したエドワード・ウエストンから送られた貝殻の写真を含む最新作について、ある重要な手紙に次のように書いている。
「おお、エドワード、あなたの最新作は息詰まるほどのものでした。私はそれを前にして口もきけないような感じを抱き・・・・・」「エドワード、これまでの芸術の中で、この写真ほど私に影響を及ぼしたものはありませんでした。この写真を見つめていると、恐ろしいくらいに感情が動揺してきます。精神的のみならず肉体的にも私をかき乱します。この写真には、非常に純粋なものと同時に非常に邪悪なものが漂っています。そこから自然な事物の無垢さとソフィスティケートされ、歪められた精神の不健全さのどちらをも感じることができます。この写真をながめていると、ゆりの花と胎児を同時に思い起こします。神秘的でかつエロティックな印象を受けるのです」(1927年7月25日) - 『TINA MODOTTI: A FRAGILE LIFE 』Mildred Constantine, 1983, Rizzoli International Publications Inc. から抜粋。
by booksandthings
| 2023-03-11 12:00
| プリント・ポスター









