2022年 07月 03日
AMERICA OBSERVED ETCHINGS BY EDWARD HOPPER PHOTOGRAPHS BY WALKER EVANS |
エドワード・ホッパー (Edward Hopper)
Born: 1882, Nyak (New York) / Died: 1967, Manhattan (New York)
ウォーカー・エヴァンス (Walker Evans)
Born: 1903, St. Louis (Missouri) / Died: 1975, New Haven (Connecticut)
画家エドワード・ホッパー (Edward Hopper) と写真家ウォーカー・エヴァンス (Walker Evans)。
控えめなやり方でアメリカを観察し、アメリカをあるがままに描写した二人。
1976, San Francisco, 15 pages, 215 x 280 x 3
エドワード・ホッパーのエッチング17点とウォーカー・エヴァンスの写真50点を並列し、二人の視覚を考察する展覧会が1976年9月4日から10月24日までサンフランシスコ美術館の一部であるカリフォルニア・パレス・リージョン・オブ・オナー美術館のグラフィック・アートを専門とする部門 Achenbach Foundation for Graphic Arts で開催された。
エドワード・ホッパーの人々には顔がなく、見つけることのできない通りや家、場所に住まい、とても匿名性を帯びているのだが、見る者にデジャヴュの感覚を与え、非常に個人的な経験の感覚をつくり出し、それらの作品の多くは物語ることなくドラマを含んでいると評されている。
ウォーカー・エヴァンスは捉えがたいドラマチックなイメージの忍耐強いセレクターで、カメラのレンズで捉えたイメージは中継されるだけでなく、その時とその場所の解釈が永遠に固定され、滑稽さ、悲しさ、哀れな、時には高貴なアメリカの絵が浮かび上がると評されている。
展覧会の学芸員ロバート・フリン・ジョンソンは紹介文で以下のように述べている。
「この展覧会はエドワード・ホッパーのドローイング、水彩画、油彩画のより代表的な作品ではなく、エドワードホッパーのエッチングに焦点を当てました。したがって見る人は見過ごされがちなホッパーの作品の特定の領域を詳細に調査することができます。エッチングは白黒で適度なスケールであるため、ウォーカー・エヴァンスの写真との視覚的な都合の良いバランスを提供します。この焦点はホッパーの作品数とエヴァンスの作品数の間の展示における数値の不均衡をも説明しています。
ここでは一方のアーティストがもう一方のアーティストに影響を与えたことを立証することを意図していません。展示されているすべてのホッパーのエッチングは1919年から1928年の間に制作され、エヴァンスの写真は1928年以降のものです。したがって年代からしてエヴァンスの写真はホッパーのエッチングに影響を与えることはできず、ホッパーのエッチングがエヴァンスの写真に影響を与えたという証拠は特にありません。しかし、主題の類似性、構成の単純さ、及びこれら二人のアーティストを一つの展覧会で合理的に結びつけることのできる総合的な認識があります。」
本書は展覧会時に用意された小冊子。
カバーを含めてエドワード・ホッパーのエッチングが8点、ウォーカー・エヴァンスの写真が8点収録されている。
それぞれの影響の証拠はなくとも並列したくなるエドワード・ホッパーとウォーカー・エヴァンスのアメリカを舞台とした視覚。
本の状態:ソフトカバー。カバーに少し擦れによる汚れ、後ろのカバーに1か所シールの糊跡と数か所茶シミ、キズあり。内部ページに薄く数か所茶シミ。2か所に留められたホッチキスに錆あり。その他は経年変化程度。
価格:¥13,200
by booksandthings
| 2022-07-03 12:00
| アート








