2021年 08月 31日
フランソワ・ポンポン (Francois Pompon) 展 |
京都市京セラ美術館でアールデコ期に活躍したフランスの彫刻家フランソワ・ポンポン (Francois Pompon) の展覧会が開催されている。
解説によると1922年にサロン・ドートンヌに出品した代表作シロクマで名声を確立したとある。
1925年にパリで開催された万国博覧会、別称アールデコ博覧会の数あるパヴィリオンのひとつにフランス大使の館があった。建物の設計はルイ・ヒポリット・ボイロー (Louis-Hippolyte Boileau) 。見るからにアールデコ様式の建物である。その玄関ホールにフランソワ・ポンポンのシロクマが展示されている。1922年に名を上げ、1925年のパリ万博にも出品が決まったというわけだ。
上の写真はパリ万博の大著『ENCYCLOPEDIE DES ARTS DECORATIFS ET INDUSTRIELS MODERNES』に収録された1枚。アールデコ様式の空間になじむポンポンの彫刻作品。シロクマ以外にペリカンの作品もパリ万博に出品されており、『ENCYCLOPEDIE』では「庭の装飾と家具」の章にその図版が収録されている。
フランソワ・ポンポン展は京都市京セラ美術館で開催後、名古屋市美術館、群馬県立舘林美術館、佐倉市美術館、他1館に巡回予定とあるが、こうして当時の写真を目にすると、他1館は東京都庭園美術館で、と思うのは小生だけではないだろう。
『ENCYCLOPEDIE DES ARTS DECORATIFS ET INDUSTRIELS MODERNES』の詳細についてはこちら。
by booksandthings
| 2021-08-31 12:00
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