2021年 01月 27日
八木一夫 作品集 / 八木一夫・海上雅臣(編集)・奈良原一高(写真)・早川良雄(造本) |

陶芸家八木一夫が清水五条坂の共同の窯場から焼きあがった新作をぶら下げて歩いているのに出会った清水六兵衛(6代)が「けったいなもん下げてるがそれなんやねん」と揶揄したという有名な話があるが、それを裏付けるかのような興味深い写真である。
1969, 東京, Unpaged, 223 x 296 x 26(本体のサイズ)
版画家棟方志功や書家井上有一の大応援団長であった海上雅臣が世に放った、オブジェ焼と称する陶芸作品を制作した八木一夫の作品集。
作品の撮影は奈良原一高。八木一夫作品展の会場であった東京銀座の壱番館画廊をしめきってスタジオ化させ徹夜で撮影したり、またある時は京都大徳寺徳禅寺の濡れ苔の上にオブジェを置くなどして1年半ほどかけて撮影された写真は、陶芸作品の図録としては前衛的なアプローチ。その結果、海上雅臣が求めた旧来の作品集の図録的印象を去って写真集の楽しみも加わった仕上がりとなっている。
オリジナルの陶板をカバーに貼り込み、全ページを袋とじとした造本は早川良雄によるもの。限定800部。
状態:八木一夫、海上雅臣、奈良原一高、3人のサイン入り。外箱にヤケ、擦れあり。本体は経年変化程度。
価格:SOLD
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by booksandthings
| 2021-01-27 12:00
| 陶芸・テキスタイル















