2020年 06月 18日
PRSY TIRESIOVY (LES MAMELLES DE TIRESIAS) / Guillaume Apollinaire, Karel Teige (Book design) |

一番の目的は、『チェコ・デザイン 100年の旅』に合わせて開催されているコレクション・ギャラリー内の展覧会『チェコ・ブックデザインの実験場 1920s-1930s』。
2021年開館予定の大阪中之島美術館が所蔵する1920年代から30年代のチェコの書籍121冊をもとに、主に7人の作家を主軸に書籍が展示されている。
その7人は、カレル・タイゲ (karel Teige)、ヨセフ・シーマ (Josef Sima)、インジフ・シュティルスキー (Jindrich Styrsky)、トアイェン (Toyen)、ズデニェク・ロスマン (Zdenek Rossmann)、ラディスラフ・ストナル (Ladislav Sutnar)、オタカル・ムルクヴィチカ (Otakar Mrkvicka)。
カメラを持参し、魅力あるそれらの書籍のカバー・デザインを撮影した。

































今回の展示作品にも含まれているカレル・タイゲがデザインしたギョーム・アポリネールの『ティレシアスの乳房』。







1926, Praha, 72 pages, 140 x 200 x 6
フランスの作家ギョーム・アポリネール (Guillaume Apollinaire) が1917年にシュルレアリスム演劇として発表した『ティレシアスの乳房 (Les Mamelles de Tiresias)』。その『ティレシアスの乳房』を1920年代から30年代のチェコ・アヴァンギャルドを代表する芸術家のひとりカレル・タイゲ (Karel Teige) がデザインを手掛け、1926年に刊行された1冊。
「イズムのエージェンシー」と評されたカレル・タイゲによる本書のデザインは、カバーとタイトル部分が構成主義、挿絵がシュルレアリスム。
序文にはギョーム・アポリネールが作ったとされる言葉「シュルレアリスム」の元となる「surrealiste」のチェコ語「surrealisticky」の文字が見える。
限定1000部、ナンバーリング。仮綴じ。版元は1925年に活動を開始した出版社オデオン (Odeon)。タイゲは装幀家として同社の出版物を数多く手掛けている。
本の状態:フラップ付きソフトカバー。カバーにシミ、汚れあり。見返しにギフトの書き込みあり(チェコ語)。その他は経年変化程度。
価格:¥27,500
こちらは展覧会の展示作品に含まれていなかったが、カバー・デザインをカレル・タイゲが手掛けた1冊。
1924, Praha, 107 pages, 115 x 168 x 6
チェコの作家フランティセック・クブカ (Frantisek Kubka) によるロシアの現代詩についての著作。
カバーのデザインは、カレル・タイゲ (Karel Teige)。
図版はなく、テキストはチェコ語。仮綴じで数ページが綴じられていない。
本の状態:ソフトカバー。カバー背部分にヤケあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2020-06-18 12:00
| デザイン





