2016年 08月 17日
MEXICAN CHURCHES / Eliot Porter & Ellen Auerbach |
自然や風景の写真家として知られているアメリカ人エリオット・ポーター (Eliot Porter) が理科系の観察力と文科系の詩情を併せ持ったセンスでアメリカ各地の探検・撮影に情熱を注いでいた後に興味を持った次なる土地はメキシコだった。1951年、未だアメリカ国外に出たことのなかった旧知の画家ジョージア・オキーフ (Georgia O'keeffe) を伴っての短い旅。そのオキーフにとって初めてのアメリカの国境を越える旅先はゴースト・ランチを南下するメキシコ。そこでは意外にもエリオット・ポーターはメキシコの自然風景よりもスペインとインディオの文化の混じったメキシコの教会の姿に心を奪われたようだ。そしてエリオット・ポーターは1955年から56年にかけて再びメキシコを訪れ、シヴォレーのヴァンに乗って1万マイル超の撮影の旅を敢行した。撮影旅行の今回の同伴者は、ドイツ生まれのユダヤ人女性写真家エレン・アールバック (Ellen Auerbach) であった。














MEXICAN CHURCHES / Eliot Porter & Ellen Auerbach
1988 (Second printing), Albuquerque, 88 plates, 237 x 274 x 20
エリオット・ポーターとエレン・アールバックはチアパス、オアハカ、グアナフアト、プエブラ、ケレタロ、ナヤリット、ミチョアカンなどメキシコ各地を巡り教会を中心に寺院、旧跡、市場、風景、など3,000枚以上の写真を撮影した。その多くはカラー写真である。そして撮影から約30年を経てようやく教会の外観・内観をテーマとして写真集にまとめられたのが本書である。
88枚収録された写真の内、エレン・アールバックによる写真は20枚、エリオット・ポーターによる写真が68枚が収録されている。エリオット・ポーターの写真はダイトランスファー・プリントで制作されたものである。当時のメキシコは急激な工業化による変化の真っ最中。ハンドクラフト、ハンドメイドのものがマシーンメイドのものに入れ替わっていった。教会の内装や装飾品も同様であった。生々しい聖像やキッチュでユーモラスなハンドメイドの聖像、そして装飾品が混然となったメキシカン・カトリシズムならではの特徴ある教会。歴史的、文化的、芸術的な教会のインテリア資料としても価値ある1冊。
本の状態:ジャケットに擦れによる僅かな汚れあり。その他は経年変化程度。
価格:¥3,960 (2019/10/3 UPDATED)














MEXICAN CHURCHES / Eliot Porter & Ellen Auerbach
1988 (Second printing), Albuquerque, 88 plates, 237 x 274 x 20
エリオット・ポーターとエレン・アールバックはチアパス、オアハカ、グアナフアト、プエブラ、ケレタロ、ナヤリット、ミチョアカンなどメキシコ各地を巡り教会を中心に寺院、旧跡、市場、風景、など3,000枚以上の写真を撮影した。その多くはカラー写真である。そして撮影から約30年を経てようやく教会の外観・内観をテーマとして写真集にまとめられたのが本書である。
88枚収録された写真の内、エレン・アールバックによる写真は20枚、エリオット・ポーターによる写真が68枚が収録されている。エリオット・ポーターの写真はダイトランスファー・プリントで制作されたものである。当時のメキシコは急激な工業化による変化の真っ最中。ハンドクラフト、ハンドメイドのものがマシーンメイドのものに入れ替わっていった。教会の内装や装飾品も同様であった。生々しい聖像やキッチュでユーモラスなハンドメイドの聖像、そして装飾品が混然となったメキシカン・カトリシズムならではの特徴ある教会。歴史的、文化的、芸術的な教会のインテリア資料としても価値ある1冊。
本の状態:ジャケットに擦れによる僅かな汚れあり。その他は経年変化程度。
価格:¥3,960 (2019/10/3 UPDATED)
by booksandthings
| 2016-08-17 12:00
| 再入荷・更新

