2020年 10月 17日
TOXIQUE / Francoise Sagan et Bernard Buffet |

1957年の夏、自動車事故のあとで私は3か月間相当不愉快な苦痛のとりことなっていたため、“875(パルフィウム)”と呼ばれるモルヒネの代用薬を毎日与えられた。その3か月が過ぎた後、私はかなりの中毒症状を呈していたので、その方面の専門療養院に入院することが必要となった。それは迅速に過ぎた滞在だったが、その間に書いた日記が先日見つかった。












1964, Paris, 72 pages, 244 x 314 x 5
18歳の時に『悲しみよこんにちは』で一躍フランスの文壇にデビューした女流作家フランソワーズ・サガン (Francoise Sagan)。一躍有名人となったサガンは22歳の時に愛車アストン・マーチンを運転中に事故を起こし重体となる。そしてサガンは、入院中に投与された麻酔薬の中毒となり、そこから抜け出すために入院した際に記録として日記を綴った。麻酔薬に侵されている間の恐怖や肉体的な症状、そこから逃れるための苦闘、思い出す友人や恋人のこと、自分の仕事や他の作家のについて、子供の頃の想い出、そして憧れ。サガンはその日記を友人の画家ベルナール・ビュフェ (Bernard Buffet) に見せた。ビュフェは内容に感動し、サガンのタイプ原稿にイラストやカリグラフィを添え、1冊の本としてまとめた。そこには挿絵本の域を超えたビュフェの作品モチーフで溢れている。ヌードや顔、花・木々、酒瓶・グラス、動物、風景、車、マタドール、死をイメージさせる骸骨、・・・。
本の状態:フラップ付きソフトカバー。カバーにシミ、擦れによる汚れあり。内部ページの縁部分が少しヤケ。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2020-10-17 12:00
| イラストレーション

