2014年 09月 29日
DAS ENTFESSELTE THEATER / Alexander Tairoff, El Lissitzky (cover design) |









DAS ENTFESSELTE THEATER / Alexander Tairoff, El Lissitzky (cover design)
1927 (Second edition), Potsdam, 112 pages, 180 x 248 x 18
1930年代のソヴィエト芸術の悲劇のはじまりを象徴する事件のひとつウラジミール・マヤコフスキーが自殺を遂げる以前の1920年代にドイツ・ポツダムの出版社から刊行されたロシア演劇界のパイオニア Alexander Tairoff (Aleksandr Tairov) の著作である。1923年に演劇のヨーロッパツアーを行っている時に刊行された書籍であり、同時期にロシアの芸術をヨーロッパに伝えるためのアンバサダー的役割を持ってワイマール・バウハウスをはじめ主にドイツで活動していた El Lissitzky がカバー・デザインを手掛けている。
『解放された演劇』と題する本書は、役者・演出家・脚本・台本・音楽・舞台装置・コスチューム・観客についての Alexader Tairoff の演劇論が述べられており、図版にはオスカー・ワイルドの古典『サロメ』のコスチューム(デザインは Alexandra Exter) やAlexander Wesnin による舞台装置など11枚を収録。テキストはドイツ語。
平面に三次元の宇宙的空間を表現する手法を見出したエル・リシツキーならではのカバー・デザインが秀逸。
本の状態:カバー背の下部が破損。カバーにシミ、汚れあり。タイトルページ裏に蔵書印(Amsterdam Toneel Museum) 。その他、綴じはしっかりしており、経年変化程度。
価格:¥38,500 (2023/11/9 更新)
by booksandthings
| 2014-09-29 12:00
| サーカス、音楽、舞台、映画

