2014年 09月 09日
HORIZONS / Norman Bel Geddes |

社会と歴史の相互関係を強調した先進的な技術紹介の「未来の祭典」として1939年から1940年にかけて開催されたニューヨーク・ワールド・フェア。
この博覧会で人気を博したパヴィリオンのひとつがジェネラル・モーターズの“HIGHWAY AND HORIZON” 館であった。高層ビルの立ち並ぶ都会と郊外の住宅地とをオートメーション化された高速道路ネットワークが結んでいる20年後の未来を観客が「ムーヴィング・チェア」と呼ばれた座席に座り、高層ビルなどの建物、ミニチュア・カーが走るハイウェイやインターチェンジなどの高速道路のジオラマを観覧するもの。このジオラマ展示、ライド型アトラクションは後にディスニーランドにも応用されている。





















HORIZONS / Norman Bel Geddes
1932, Boston, 293 pages, 206 x 265 x 30
ジェネラル・モーターズが“HIGHWAY AND HORIZON” 館で出展したジオラマ展示・ライド型アクションは、未来(フューチャー)とパノラマの造語フューチュラマと呼ばれ、700人以上が制作に関わり、その陣頭指揮をインダストリアル・デザイナー Norman Bel Geddes が当った。
本書はそのノーマン・ベル・ゲディーズによる自身の作品も含めた「明日の世界を建設する」ための解説書である。20世紀以前の建造物、彫刻、絵画などに言及した第1章「デザインに向かって」から始まり、空気力学を応用しデザインされた自動車、船舶、航空機とその環境設備、家、劇場、工場などの建築、家具や調理器具、計器等まで、「機械の現状について通じていながら、しかも大衆に通じる言葉で話せる」インダストリアル・デザイナーならではの1冊。
本の状態:ジャケットなし。カバー背部分が退色、下部にキズあり。見返しに前所有者のスタンプ(英語、5cm x 2cm)。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2014-09-09 12:00
| デザイン

