2014年 06月 26日
PORTRAIT OF ZOE / Tomio Seike |

オレンジ、バナナ、グレープフルーツ、レモン、アヴォカドなどの果実の皮を糸やジッパー、ボタン、針金などを使い縫い合わせたり、貼り合わせたものが床に散りばめられたインスタレーション。作品のタイトルは 『Strange Fruits (奇妙な果実)』 。ジャズ・シンガー、ビリー・ホリディの唄のタイトルを思い起こさせる。作者は1961年ニューヨーク生まれの女性アーティスト Zoe Leonard 。













PORTRAIT OF ZOE / Tomio Seike
1994, Tokyo, 46 plates, 233 x 295 x 18 (本体サイズ)
16歳で学校をドロップ・アウトし、写真を取りはじめ、その後モデルの仕事で東京にやってきた Zoe Leonard 。その彼女と偶然、モデル・エージェンシーの事務所で出会った清家冨夫。写真家をめざしイギリスに渡った清家冨夫が一時的に帰国した1982年のこと。すぐに声を掛け、彼女のポートレイトを撮らせてもうらう。これが東京、ロンドン、パリ、ニューヨークの5年間に亘る作品 『ZOE』 シリーズのきっかけであり、同時に清家冨夫の作家としてのキャリアのスタートであった。そして最後となった1987年のロンドンでの撮影から7年を経て刊行された最初の作品集が本書である。清家冨夫と Zoe Leonard の二人の写真家がウィージー、アーバス、ラリー・クラーク、ロバート・フランク、ウィリアム・クライン、ザンダーらの作品について議論を交わし、マン・レイのモデルであったリー・ミラー、オッペンハイムの現代版であるかのような関係性を感じさせながら撮影されたポートレイトの数々。限定2,000部。
本の状態: 写真家のサイン入り。スリップ・ケースに少し擦れによる汚れ、タイトルの滲みあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2014-06-26 12:00
| 写真集

