2018年 03月 02日
ANDREE PUTMAN / Francois Olivier Rousseau |


第一次大戦後、パリ・シャンゼリゼ大通りから少し入ったところにアメリカの軍人 John Pershing によってアメリカ軍将校の宿営舎として利用されていた建物があった。その18世紀末に建てられたタウンハウスが2001年にリノヴェーションされホテルとして生まれ変わった。ヒマラヤやアマゾン、フィリピン原産の植物が壁面を覆った当時はまだ珍しかったウォール・ガーデンを擁するパティオ。そのホテル Pershing hall のデザインの総指揮者はアンドレ・プットマン (Andree Putman)。
*現在 Pershing Hall は、再びリノヴェーションのために休業中・・・。














1990, NY, 279 pages, 235 x 313 x 35
フランス人インテリア・プロダクト・デザイナー、アンドレ・プットマンの仕事を総括したものとしてはおそらく最初の作品集。オフィスのインテリア・デザインをアンドレ・プットマンが手掛けているアールデコ関連の出版社として知られるパリの Editions du Regard から1989年に刊行された1冊である。当然のことながら2001年に手掛けたホテル Pershing hall は収録されていないが、パリのエミスフェール (HEMISPHERE) のショップやセント・ジェームス・クラブ (SAINT JAMES CLUB)、ニューヨークのモーガンズ・ホテル (MORGANS HOTEL)、ケルンのヴァッサートゥルム・ホテル (Hotel im Wasserturm) 等の代表作を含めた1989年までの作品及び計画中のプロジェクトまでは網羅されている。加えて本書の興味深い点は、プットマンのライフスタイル。自宅やオフィスのインテリア、お気に入りのアーティスト作品のコレクション。アールデコを基調とした洗練された都会的なスタイル、壁面を飾る Bram Van Velde、Loic Le Groumellec、Cy Twombly らの作品などプットマンのセンスが冴えわたっている。
本の状態:ジャケットによるわずかな変色がみられる。本体の天部分に少し点状のシミあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD

by booksandthings
| 2018-03-02 12:00
| デザイン

