2014年 02月 25日
A.M. CASSANDRE PEINTRE D'AFFICHES / Maximilien Vox (Intro.) |

20世紀を代表するフランス人グラフィック・アーティスト A.M. Cassandre 。アトリエで壁画らしい作品を制作中のようだ。1925年に Exposition Internationale des Arts Decoratifs et Industriels Modernes (現代装飾美術・産業美術国際博覧会、別称パリ万博、アールデコ博覧会) へ出品した “Au Bucheron” のポスターで大賞を受賞し、1929年には印刷用活字書体 “BIFUR” 体を考案し、1933年には演劇の舞台装飾に魅了されアテネ劇場で公演された舞台装飾を手掛け、1935年に画家バルチュスと出会い、イーゼルの上の絵画制作に思いを巡らせ1942年にはパリの画廊で画家 A.M.カッサンドルとして初めての個展を開いた。ポスター作家、活字書体考案者、舞台装飾家、画家と様々な分野で活躍しているカッサンドルだが、今日最も知られた仕事はやはりポスターということになるのだろう。













A.M. CASSANDRE PEINTRE D'AFFICHES / Maximilien Vox (Intro.)
1948, St-Gall, 118 pages, 250 x 295 x 13
カッサンドルのポスター作品がまとまった作品集では1935年にドレーガー・フレール社から刊行され、ブレーズ・サンドラールの序文が添えられた 『LES SPECTACLES EST DANS LA RUE (街を飾るスペクタクル)』 が有名だが、本書はおそらくそれに続く戦後初のポスター作品集ではないだろうか。
1923年に制作された “オ・ビュシュロン” のポスターを皮切りに、カッサンドルのポスター作品の展開において決定的に重要な作品となった “NORD EXPRESS (北方急行)” など鉄道を主題とした作品やポスター作品とは言えないが1930年代に制作したハーパース・バザー誌の表紙など104点の作品(カラー図版は8点)が収録されている。タイトル 『A.M. CASSANDRE』 に用いられた書体はカッサンドルが1937年に考案したペニョー体である。
本の状態: ジャケットに擦れによる多少の汚れ、縁部分に数か所小さな破れあり。本体は経年変化程度で概ね良好。
価格: SOLD
現在、2畳間は A.M. Cassandre 関連の書籍などを展示中。




by booksandthings
| 2014-02-25 12:00
| デザイン

