2013年 12月 16日
FORMEN DES LEBENS / Dr. Paul Wolff |
1925年にオスカー・パルナックによって生み出された小型の35㎜カメラ、ライカを1926年に購入し、熱心に35㎜フィルムの写真を探求し、「ライカマン」「ライカの神様」と後に称されたドイツ人写真家パウル・ヴォルフ (Paul Wolff) の作品集で大ヒットとなった本はライカで撮影した 1934年の『MEINE ERFAHRUNGEN MIT DER LEICA (MY EXPERIENCE WITH LEICA)』 であり、7刷り5万部刊行された。これ以前に刊行されたパウル・ヴォルフの写真集で2000年以降も再版されている人気の写真集がある。それはフランクフルト大学の植物学の教授マーティン・ムビオス (Martin Möbius) との共著で植物の生命のフォルムを撮影したものである。
FORMEN DES LEBENS / Dr. Paul Wolff
1931, Taunus, 127 pages, 192 x 263 x 11
おそらくパウル・ヴォルフの写真集としては2作目となる1931年に刊行された Blauen Bücher シリーズの中の1冊 『FORMEN DES LEBENS (FORMS OF LIFE)』 である。
パウル・ヴォルフによって巨視的な視線で撮影された120枚の植物の写真にMartin Möbius の序文と解説が加わった植物の生命感溢れるフォルムの数々。ほんの数年前の1928年に刊行されたカール・ブロスフェルド (Karl Brossfeld) による植物のフォルムの写真集 『URFORMEN DER KUNST 』 との比較も興味深い。
FORMEN DES LEBENS / Dr. Paul Wolff
1931, Taunus, 127 pages, 192 x 263 x 11
おそらくパウル・ヴォルフの写真集としては2作目となる1931年に刊行された Blauen Bücher シリーズの中の1冊 『FORMEN DES LEBENS (FORMS OF LIFE)』 である。
パウル・ヴォルフによって巨視的な視線で撮影された120枚の植物の写真にMartin Möbius の序文と解説が加わった植物の生命感溢れるフォルムの数々。ほんの数年前の1928年に刊行されたカール・ブロスフェルド (Karl Brossfeld) による植物のフォルムの写真集 『URFORMEN DER KUNST 』 との比較も興味深い。
恩地孝四郎は著書『博物誌』(玄光社、1942年)の中で、本書『FROMEN DES LEBENS』が自身の植物写真趣味に火をつけたと書いている。
本の状態:ソフトカバー+ジャケット。ジャケットに多少の擦れあり。見返し部分が少し退色。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
本の状態:ソフトカバー+ジャケット。ジャケットに多少の擦れあり。見返し部分が少し退色。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-12-16 12:00
| 写真