2017年 05月 22日
PRIVATE MOMENTS IN PUBLIC PLACES / Phyllis Prinz (Design), Stephanie Saia (Photos) |

写真家エドワード・ウェストンが1925年にメキシコの自宅の便器を撮影した作品 “Excusado” 。
このスペイン語でトイレを意味する一連の作品をエドワード・ウエストンはやや上から、またロー・アングルから数枚撮影している。窓から差し込むわずかな光に照らされ柔らかい光沢を帯びた曲線のフォルム。日用品にも神が宿る・・・。













PRIVATE MOMENTS IN PUBLIC PLACES / Phyllis Prinz (Design), Stephanie Saia (Photos)
1979, Sagaponack, Unpaged, 245 x 210 x 7
便器ではないが、ウェストン以外にここにも一人トイレに魅せられた写真家がいた。
人が生きるために行う行為、食べること、寝ること、セックスすること、そして排泄すること。今日、最初の3つは日常的に会話されることなのだが、最後の排泄についてはそうでもない。それならばカメラを持ってトイレへ、と始められたユニークな撮影をまとめた1冊が本書である。ヴィレッジ・ヴォイス誌で活躍する女性写真家 Stephanie Saia がローライフレックスを持って駅やデパート、劇場、はたまたスケートリンクまで公衆トイレを背後から、あるいはプライベートな1室を足元から撮影。タイトルどおり公共スペースながらプライヴェートな瞬間、あるいはちょっとしたドラマを定着させた写真の数々。この手の主題で下品に陥っていないのは、写真に添えられたキャプションと Phyllis Prinz が手掛けたデザインの貢献にもよるだろう。
本の状態:ソフトカバー。カバーに擦れによるキズ、表紙に1箇所軽いシワあり。内部ページは経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2017-05-22 12:00
| 写真集

