2013年 09月 06日
ONE THING LEADS TO ANOTHER / Fred C. Kelly (Text), Margaret Bourke-White (Photos) |

機械の持つパワーに対して疑問が表面化しつつあった時代に制作されたチャーリー・チャップリン監督映画 『モダン・タイムス』 。主人公が工場の組み立てラインの作業で発狂させられ、一時的に自分自身が機械になってしまうシーンが印象的だ。映画は1936年、不況時代の最中に制作されている。









ONE THING LEADS TO ANOTHER / Fred C. Kelly (Text), Margaret Bourke-White (Photos)
1936, Boston, 103 pages, 150 x 220 x 22
マーガレット・バーク=ホワイト (Margaret Bourke-White) が撮影し、フランクリン・ルーズベルト大統領のニューディール政策の象徴的イメージのフォートペック・ダムの写真が雑誌 『ライフ』 創刊号を飾ったのが1936年。力の象徴ともいえる巨大なダムの写真。それを強調するかのような見事なマーガレット・バーク=ホワイトの力量。
本書はチャップリンの『モダン・タイムス』の制作年と、『ライフ』創刊号の同年に刊行された化学(バイオテクノロジー)分野のアメリカの一企業 Commercial Solvents Corporation の成長を紹介した1冊である。その主目的は顧客、銀行、投資家に向けた企業広告だろう。すでに女性写真家として名声もあり、市場価値もあるマーガレット・バーク=ホワイトを写真家として起用し、彼女が撮影した17枚の工場設備の写真を収録している。鋼鉄の心臓を持った巨大な機械。それらがダイナミックでありながら美しさを持った生き物のように写し出されている。艶やかな機械の表面を、灰色の微妙なグラデーションを表現した印刷も見事である。
本の状態:ジャケット背部分が退色、縁部分にシワ、欠けあり。内部ページは経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-09-06 12:00
| 写真

