2013年 08月 15日
LUCIE RIE / John Houston |
ウィーン生まれのイギリスの陶芸家ルーシー・リーに関するトニー・バークスの著書 『LUCIE RIE』 の日本語版では特別寄稿としてファッション・デザイナー三宅一生氏の以下の文章が寄せられている。
「・・・。ルーシー・リーさんとの機縁はまさに不思議な偶然から始まった。旅の途中、ロンドンはコベントガーデンの、古くて懐かしい感じのする書店でふと目にとまった、一冊の小さな陶磁器の本。私は、そこに今まで知らなかった全く別の世界がある、と直感した。いったいどんな人が、これほど素晴らしい仕事をしているのだろう。・・・。」
1989年にルーシー・リーと初めて会い、その年の5月に草月会館で「ルーシー・リー展」を開催した三宅一生氏。そのような氏とルーシー・リーを偶然結びつけた一冊の小さな陶磁器の本。












LUCIE RIE / John Houston
1981, London, 92 pages, 190 x 245 x 15
小さな陶器の本。おそらく三宅一生氏が手にした本は、本書ではなかろうかと推測する。ルーシー・リーの陶器の作品集で1989年以前に刊行された本としてはすでにトニー・バークスの 『LUCIE RIE』 原版があるが、“小さな” という形容に当てはまるとは考えにくく、その他にギャラリーなどで開催される展覧会時に刊行された作品集は小冊子であり、本と形容できるルーシー・リーの作品集も未だ目にしたことがないからである。
この小さなルーシー・リーの作品集は、1981年にノーリッチのセインズベリー視覚芸術センターでの回顧展、その後ロンドンのヴィクトリア・アルバート美術館での同展の際に刊行されている。ルーシー・リーのハードカバー体裁の作品集としは最初の本だと思われる。その中には作品のカラー図版41点、モノクロ図版194点、そして陶器への陶印のモノクロ図版9点が収録されている。カバーデザインなどシンプルで美しいレイアウトの小さな魅力的な作品集である。
本の状態:ジャケットの背部分が変色。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
「・・・。ルーシー・リーさんとの機縁はまさに不思議な偶然から始まった。旅の途中、ロンドンはコベントガーデンの、古くて懐かしい感じのする書店でふと目にとまった、一冊の小さな陶磁器の本。私は、そこに今まで知らなかった全く別の世界がある、と直感した。いったいどんな人が、これほど素晴らしい仕事をしているのだろう。・・・。」
1989年にルーシー・リーと初めて会い、その年の5月に草月会館で「ルーシー・リー展」を開催した三宅一生氏。そのような氏とルーシー・リーを偶然結びつけた一冊の小さな陶磁器の本。












LUCIE RIE / John Houston
1981, London, 92 pages, 190 x 245 x 15
小さな陶器の本。おそらく三宅一生氏が手にした本は、本書ではなかろうかと推測する。ルーシー・リーの陶器の作品集で1989年以前に刊行された本としてはすでにトニー・バークスの 『LUCIE RIE』 原版があるが、“小さな” という形容に当てはまるとは考えにくく、その他にギャラリーなどで開催される展覧会時に刊行された作品集は小冊子であり、本と形容できるルーシー・リーの作品集も未だ目にしたことがないからである。
この小さなルーシー・リーの作品集は、1981年にノーリッチのセインズベリー視覚芸術センターでの回顧展、その後ロンドンのヴィクトリア・アルバート美術館での同展の際に刊行されている。ルーシー・リーのハードカバー体裁の作品集としは最初の本だと思われる。その中には作品のカラー図版41点、モノクロ図版194点、そして陶器への陶印のモノクロ図版9点が収録されている。カバーデザインなどシンプルで美しいレイアウトの小さな魅力的な作品集である。
本の状態:ジャケットの背部分が変色。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-08-15 12:00
| 陶芸・テキスタイル

