2018年 10月 23日
LYONEL FEININGER CITY AT THE EDGE OF THE WORLD / T. Lux Feininger, Andreas Feininger |
ニューヨークのスタジオで木片を切り、組み立て、着色して何やら制作中のリオネル・ファイニンガー (Lyonel Feininger)。晩年80歳頃の写真。漫画家、風刺画家、版画家、キュビズムとドイツ表現主義が融合した特有の作品を描く画家、バウハウスの教師、写真家。そして木工作家である。
1966 (Second printing), NY, 121 pages, 246 x 265 x 14
船、列車、橋、倉庫、木々、切妻壁の建物、船乗り、パイプをくわえた男、ショールを羽織りボネットを被った女、トップハットの紳士、フクロウ、猫、そして幽霊たち。なんとも風変わりで魔法にかけられたようなファンタステックなミニチュアの街。そのリオネル・ファイニンガーの木で作った街を彼の死後、二人の息子が1冊の本にまとめた。テキストを画家であるT・ルックス・ファイニンガー (T. Lux Feininger) が、写真をアンドレアス・ファイニンガー (Andreas Feininger) が担当している。晩年のリオネル・ファイニンガーが制作に夢中になった木製のおもちゃの街に加えて、絵画やドローイング作品について明敏に分析がなされている。テキスト、写真、ブックデザイン共に魅力的の詰まった1冊。
本の状態:ジャケットの縁部分に数か所破れ、折れ、シワあり。本体ページに多少の変色あり。その他は経年変化程度。
価格:¥8,800 (2020/4/20 UPDATED)
by booksandthings
| 2018-10-23 12:00
| 再入荷・更新