2013年 07月 17日
GREENWICH VILLAGE TODAY & YESTERDAY / Bereni-ce Abbott (Photos), Henry W. Lanier (Text) |

画家エドワード・ホッパーは31歳頃からニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジのワシントン・スクエアに移り住み50年もの年月をその地で過ごしている。上の写真は、女性写真家ベレニス・アボットがワシントン・スクエア・ノースのエドワード・ホッパーのスタジオで撮影した60歳代の頃のポートレイトである。












GREENWICH VILLAGE TODAY & YESTERDAY / Berenice Abbott (Photos), Henry W. Lanier (Text)
1949, NY, 161 pages, 162 x 240 x 22
現在は多くのアッパー・ミドル・クラスが暮らしているグリニッジ・ヴィレッジは、その昔、芸術家や作家などボヘミアンたちが暮らした地域だったことはよく知られている。
本書は、作家 Henry Wysham Lanier がテキストを、自らもグリニッジ・ヴィレッジに住む写真家ベレニス・アボットが写真を手掛けた1940年代後半のヴィレッジの今日と過去についての良書。
ワシントン・アーチやジェファーソン・マーケット・コート・ハウスなどの歴史的建造物、ヴィレッジの通りに建つ古い家屋、現在もヴィレッジのランドマークのひとつでニューヨークで最も古いオフ・ブロードウェイ・シアターの Cherry Lane Theatre や中華料理店、イタリア料理店、本屋、チーズ屋、ベーカリー、花屋などの商店、イサム・ノグチなどヴィレッジにスタジオを構えるアーティストたちの姿などがセピア調のグラビア印刷で映し出されている。
ベレニス・アボットがWPA (雇用促進局)の財政的サポートにより1929年から約10年間かけて仕上げたニューヨークの街のドキュメント 『CHANGING NEW YORK』 (1939年刊行) で撮影されたヴィレッジの写真の数々は、後の本書の出発点とも言える。
写真をコラージュし、手書きでタイトルが書かれたジャケットのデザインも秀逸。巻末にはヴィレッジのレストランが5ページに亘り紹介されていることも興味深い。
本の状態: ジャケットの縁部分に擦れ、折れあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格: SOLD
by booksandthings
| 2013-07-17 12:00
| 写真集

