2013年 05月 13日
都市へ 高梨豊作品集 / TOWARDS THE CITY PHOTO BY YUTAKA TAKANASHI |
「彼ら(中平卓馬氏、森山大道氏)が当時気にしていた写真家はウィリアム・クラインだし、僕はロバート・フランクなんだから」、「僕はある時期、『プロヴォーグ』のやり方を突き詰めてゆくと後は闇だという気がしましたけど、・・・」とインタビューに答えていた伝説の同人写真誌『provoke (プロヴォーグ)』のメンバーのひとり高梨豊氏。『プロヴォーグ』に参加した時期には日本デザインセンターに所属する広告写真家としてすでに “巧い” 写真家として一目置かれる写真家だったようだ。自身の写真集の出版は、森山大道氏の『にっぽん劇場写真帖(1968年)』、『狩人(1972年)』、中平卓馬氏の『来たるべき言葉のために(1970年)』より遅れること1974年だが、一際異彩を放った存在感のある写真集となっている。





























都市へ 高梨豊作品集 / TOWARDS THE CITY PHOTO BY YUTAKA TAKANASHI
1974, Tokyo, 285 x 426 x 20 (都市へ), 183 x 257 x 6(東京人), 303 x 440 x 43 (外箱)
「都市はそこに人間の欲望を充足させ、あるいは抑圧するが、しかし結局人間の欲望は都市をつくっている・・・」。『東京人』に収録された“東京人ノート”の複写に書かれた高梨氏の文章である。
都市化が進み、急激にに日本が没個性化、均質化してゆくその成り行きを都市東京や近郊の日常を撮影することで表現した1冊。
杉浦公平によりデザインされた黒の箱に納められた『都市へ』のクロス装の表紙には月を思わせるアルミニウムの鏡面盤が貼りつけられ、濃淡をうまく表現した印刷に現れた都市の建物や近郊の風景写真が、クラフト紙で製本された『東京人』には都市で生活する人々の写真がそれぞれ収録されている。『都市へ』にはいくつかの連続写真が収録されており、巻末は工場地帯を撮影した写真が6ページにもわたって続き、やがて“闇”となる。
本の状態: 写真家のサイン入り。二重箱(輸送箱)なし。外箱の角部分に少し破損あり。アルミニウム鏡面に点状のくすみあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD





























都市へ 高梨豊作品集 / TOWARDS THE CITY PHOTO BY YUTAKA TAKANASHI
1974, Tokyo, 285 x 426 x 20 (都市へ), 183 x 257 x 6(東京人), 303 x 440 x 43 (外箱)
「都市はそこに人間の欲望を充足させ、あるいは抑圧するが、しかし結局人間の欲望は都市をつくっている・・・」。『東京人』に収録された“東京人ノート”の複写に書かれた高梨氏の文章である。
都市化が進み、急激にに日本が没個性化、均質化してゆくその成り行きを都市東京や近郊の日常を撮影することで表現した1冊。
杉浦公平によりデザインされた黒の箱に納められた『都市へ』のクロス装の表紙には月を思わせるアルミニウムの鏡面盤が貼りつけられ、濃淡をうまく表現した印刷に現れた都市の建物や近郊の風景写真が、クラフト紙で製本された『東京人』には都市で生活する人々の写真がそれぞれ収録されている。『都市へ』にはいくつかの連続写真が収録されており、巻末は工場地帯を撮影した写真が6ページにもわたって続き、やがて“闇”となる。
本の状態: 写真家のサイン入り。二重箱(輸送箱)なし。外箱の角部分に少し破損あり。アルミニウム鏡面に点状のくすみあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-05-13 12:00
| 写真集 作家別作品集

