2013年 03月 14日
田原桂一写真集 TAHARA KEIICHI 1973-1983 / Keiichi Tahara |

原版が残っている世界最初の写真は1826年(?)にフランスのニセフォール・ニエプス(Joseph Nicephore Niepce)がピューター板への撮影に成功したものであり、このとき使用したカメラはパリの光学機械商から手に入れたものだったそうだ。
被写体はニエプスの仕事場の窓から外を写した写真で、長時間露光のためぼんやりとしてはいるが建物や傾斜した屋根、空、樹木などが見え、そして“光”を感じさせる。












田原桂一写真集 TAHARA KEIICHI 1973-1983 / Keiichi Tahara
1984, Tokyo, Unpaged, 311 x 435 x 26 (スリップケース・サイズ)
1970年代からパリに移り住み、写真だけに留まらず、造形作品なども手掛けている田原桂一氏の初期の作品集である。
1973年から1980年にかけて撮影された「窓」シリーズとこれらを発展させた1979年から1983年に撮影された「エクラ(ECLATS)」シリーズの2本立て。
濃く、黒い光と闇の振幅が大判のページいっぱいに連続して繰り広げられている。
「われわれ東洋人はなんでもない所に陰翳を生ぜしめて、美を創造するのである。」
- 谷崎潤一郎 『陰翳礼賛』
本の状態: 本体カバーに擦れあり。その他は概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-03-14 12:00
| 写真集 作家別作品集

