2013年 03月 15日
HIRO PHOTOGRAPHS / Richard Avedon |


Hiro 。
1930年上海生まれの日本人写真家若林ヒロ (Yasuhiro Wakabayashi) 。
戦中の混乱期を上海で過ごし、戦後日本に引き揚げ、その後アメリカに渡り活躍した写真家である。
60年代にわざわざパリまで会いに行き、その後親交を深めた写真家ジャック・アンリ・ラルティーグ (Jacques Henri Lartigue) がスタジオでアクロバテックに撮影するHiro をスナップしている。












HIRO PHOTOGRAPHS / Richard Avedon
1999, Boston, 70 plates, 260 x 334 x 20
Hiro にとっての写真の師匠と呼べる人物は二人。一人はアート・ディレクター、アレクセイ・ブロドヴィッチ (Alexey Brodovitch)、もう一人は写真家リチャード・アヴェドン (Richard Avedon)。
本書はそのリチャード・アヴェドンが編集を手掛けたHiro の作品集である。アヴェドンが他の写真家の作品集を手掛けているのは、本書とジャック・アンリ・ラルティーグの『DIARY OF A CENTURY』の2タイトルのみ。
ハーパース・バザー、ヴォーグ時代のファッション写真、ローリング・ストーンズやジム・ジャームッシュら著名人のポートレイト、ハリー・ウィンストン、ティファニーのジュエリー写真、日本を再訪した際に撮影した地下鉄の乗客の一連の作品、そして幼年期の記憶を辿るかのような闘鶏とシャムの闘魚作品(Hiro の最初の作品集として刊行された)などのレベルの高いテクニックを駆使した写真の数々が収録され、晩年の作品となる赤ん坊の裸のフォルムを撮影した数点のモノクロ作品が最後を飾っている。
本の状態:ジャケットに数か所シワあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2013-03-15 12:00
| 写真集

