2022年 05月 26日
ROLL, JORDAN, ROLL / Julia Peterkin (Text) and Doris Ulmann (Photos) |
Roll Jordan
Roll, roll Jordan, roll
I want to go to heaven when I die
To hear Jordan roll
Now brother, you ought to been there
Yes, my Lord
A sitting in the kingdom
To hear Jordan
・・・・・
『Poor Rosy, Poor Gal』と共に Slave Songs (奴隷の歌)として有名な 『Roll, Jordan, Roll』 からタイトルをとった著書では、1974年に刊行されたアメリカの歴史家ユージン・ジェノヴィーズ (Eugene D. Genovese) の 『Roll Jordan Roll: The world The Slaves Made(ロール・ジョーダン・ロール:奴隷が作った世界』 がよく知られているが、それよりも40年前に刊行されたピュリッツアー賞作家ジュリア・ピーターキン (Julia Peterkin) と写真家ドリス・ウルマン (Doris Ulmann) の共著も『Roll Jordan Roll』と題した見過ごすことのできないアメリカの人種についての名著である。
ROLL, JORDAN, ROLL / Julia Peterkin (Text) and Doris Ulmann (Photos)
1934 (Second printing) , NY, 251 pages, 163 x 221 x 32
1880年にサウスカロライナで生まれたジュリア・ピーターキンは赤ん坊の頃、黒人の子守女に育てられ、標準の英語よりも先に彼女たちアフリカ系アメリカ人が話すgullah (ガラ)語を覚えたという。そして結婚相手はその土地の裕福なプランテーションの持ち主。そのような下地があったせいかプランテーションでの日々の生活をテーマとした作品をいくつか書いている。
本書は写真家ドリス・ウルマンとの共著であり、サウスカロライナ州のかつての奴隷だったアフリカ系アメリカ人のコミュニティ、ガラ人についての写真と文章による論考。
ドリス・ウルマンの自然体でややソフトフォーカスの絵画的なムードの写真が色濃く印刷された70点程度の図版が収録され、全体を流れる空気は厳しさではなく、センチメンタルでもなく、とてもクリアーなものとなっている。
アメリカの先住民とともに重要なアメリカの人種に関する重要な1冊。
本の状態:ジャケットはオリジナルではなくカラーコピー。本体のカバーに色あせ、汚れ、擦れによるキズあり。内部ページに多少の変色あり。その他は経年変化程度。
価格:¥27,500
Roll, roll Jordan, roll
I want to go to heaven when I die
To hear Jordan roll
Now brother, you ought to been there
Yes, my Lord
A sitting in the kingdom
To hear Jordan
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『Poor Rosy, Poor Gal』と共に Slave Songs (奴隷の歌)として有名な 『Roll, Jordan, Roll』 からタイトルをとった著書では、1974年に刊行されたアメリカの歴史家ユージン・ジェノヴィーズ (Eugene D. Genovese) の 『Roll Jordan Roll: The world The Slaves Made(ロール・ジョーダン・ロール:奴隷が作った世界』 がよく知られているが、それよりも40年前に刊行されたピュリッツアー賞作家ジュリア・ピーターキン (Julia Peterkin) と写真家ドリス・ウルマン (Doris Ulmann) の共著も『Roll Jordan Roll』と題した見過ごすことのできないアメリカの人種についての名著である。
ROLL, JORDAN, ROLL / Julia Peterkin (Text) and Doris Ulmann (Photos)
1934 (Second printing) , NY, 251 pages, 163 x 221 x 32
1880年にサウスカロライナで生まれたジュリア・ピーターキンは赤ん坊の頃、黒人の子守女に育てられ、標準の英語よりも先に彼女たちアフリカ系アメリカ人が話すgullah (ガラ)語を覚えたという。そして結婚相手はその土地の裕福なプランテーションの持ち主。そのような下地があったせいかプランテーションでの日々の生活をテーマとした作品をいくつか書いている。
本書は写真家ドリス・ウルマンとの共著であり、サウスカロライナ州のかつての奴隷だったアフリカ系アメリカ人のコミュニティ、ガラ人についての写真と文章による論考。
ドリス・ウルマンの自然体でややソフトフォーカスの絵画的なムードの写真が色濃く印刷された70点程度の図版が収録され、全体を流れる空気は厳しさではなく、センチメンタルでもなく、とてもクリアーなものとなっている。
アメリカの先住民とともに重要なアメリカの人種に関する重要な1冊。
本の状態:ジャケットはオリジナルではなくカラーコピー。本体のカバーに色あせ、汚れ、擦れによるキズあり。内部ページに多少の変色あり。その他は経年変化程度。
価格:¥27,500
その見出しには「サウスカロライナの黒人。ジュリア・ピーターキンとドリス・ウルマンが私たちに供する写真と文章の価値ある記録」「詩で救われませんか?」とある。
by booksandthings
| 2022-05-26 12:00
| 写真