2012年 11月 25日
BELLEVILLE MENILMONTANT / Willy Ronis, Pierre Mac Orlan |
文学と都市パリの写真との関わりに於いて、詩人ジャック・プレヴェールの他にも数人の作家の存在が上げられる。その内の一人が、ピエール・マッコルランである。
日本ではあまり知られていないが、小説家であり作詞家でもあり、フィルムや写真の評論でも知られた人物である。世紀末のモンマルトルで画家を志し、食うや食わずの生活をした挙句、作家に転じ、裏街の下層の人々を題材とした小説を書き、自らアコーディオンを弾いてシャンソンの作曲も手掛けているのだ。












BELLEVILLE MENILMONTANT / Willy Ronis, Pierre Mac Orlan
1954, Paris, 88 pages, 233 x 280 x 17
家業の写真館を継ぎ、後に写真エージェンシー“Rapho (ラフォ通信社)”に所属したパリ生まれの写真家ウィリー・ロニとピエール・マッコルランの共著は、パリの東部、セーヌ川の北側に位置する下町・場末の一帯であるベルヴィル・メニルモンタンが舞台。昔の城郭外の区域であり、パリが20区に拡大された際に新たに組み入れられた地区で、パリ市内では最も整備の遅れた下町である。パリを見下ろす丘の上にあり、セレブリティな墓地として知られるペール・ラシェーズ墓地もある。Albert Lamorisse の映画 『La Balloon Rouge』 の舞台として有名かもしれない。
ウィリー・ロニは、1947年からこの20区の撮影をはじめ、7年後に本書を刊行。観光客などあまり立ち寄らない昔の街の表情が的確な瞬間で捉えられており、その写真にピエール・マッコルランのテキストが加わり、文学的なものになっている。
本の状態:ジャケットの背部分上下、縁部分に擦れによるキズあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
日本ではあまり知られていないが、小説家であり作詞家でもあり、フィルムや写真の評論でも知られた人物である。世紀末のモンマルトルで画家を志し、食うや食わずの生活をした挙句、作家に転じ、裏街の下層の人々を題材とした小説を書き、自らアコーディオンを弾いてシャンソンの作曲も手掛けているのだ。












BELLEVILLE MENILMONTANT / Willy Ronis, Pierre Mac Orlan
1954, Paris, 88 pages, 233 x 280 x 17
家業の写真館を継ぎ、後に写真エージェンシー“Rapho (ラフォ通信社)”に所属したパリ生まれの写真家ウィリー・ロニとピエール・マッコルランの共著は、パリの東部、セーヌ川の北側に位置する下町・場末の一帯であるベルヴィル・メニルモンタンが舞台。昔の城郭外の区域であり、パリが20区に拡大された際に新たに組み入れられた地区で、パリ市内では最も整備の遅れた下町である。パリを見下ろす丘の上にあり、セレブリティな墓地として知られるペール・ラシェーズ墓地もある。Albert Lamorisse の映画 『La Balloon Rouge』 の舞台として有名かもしれない。
ウィリー・ロニは、1947年からこの20区の撮影をはじめ、7年後に本書を刊行。観光客などあまり立ち寄らない昔の街の表情が的確な瞬間で捉えられており、その写真にピエール・マッコルランのテキストが加わり、文学的なものになっている。
本の状態:ジャケットの背部分上下、縁部分に擦れによるキズあり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2012-11-25 12:00
| 写真集

