2012年 11月 08日
L'ART DU BISCUIT / Patrick Lefevre-Utile |



ウインドウ越しから子供たちの物欲しそうな熱い眼差しを受けているのは、様々な意匠のパッケージに詰められたビスケット。
1846年にフランスのナントで創業を始めた菓子会社 “LEFEVRE-UTILE” のビスケットである。夫婦の頭文字から商標をとり、“LU” のブランドで今日でも親しまれている国民的お菓子。子供たちは、看板商品のビスケット “Le Petit-Beure” を、まず最初に四隅の少し焦げたところだけを割って食べるそうだ。













1995, Paris, 179 pages, 244 x 285 x 23
現在はアメリカの会社の傘下の “LU” 。
創業者の曾孫にあたる Patrick Lefevre-Utile が、その輝かしき頃のファミリー会社の歴史を1冊にまとめたのが本書である。1846年から1974年までの製品、パッケージ・広告デザインについて数多くの資料を掲載し解説している。それぞれに名前が付けられた多種多様なビスケット類、アールヌーボ、アールデコ、そしてモダンにデザインされたパッケージや広告。アルフォンス・ミュシャ、ルネ・グリュオ、サヴィニヤック、レイモンド・ローウィーなどその時代を牽引する画家やデザイナーたちが手掛けている。
本の状態:ジャケットの背部分にヤケ。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
そうだ、“MIKADO” という名の日本のグリコとの提携商品“ポッキー”も忘れてはいけない。

by booksandthings
| 2012-11-08 12:00
| デザイン

