2012年 08月 08日
WRENS IN CAMERA / Lee Miller |

ファッション・モデルとしてキャリアをスタートさせ、エドワード・スタイケン、ジョージ・ホイニンゲン=ヒューネ、ホルストらの被写体として活躍し、持ち前の情熱でマン・レイの弟子、モデル、そして恋人となったアメリカ人写真家リー・ミラー。マン・レイが撮影したソラリゼーションによるリー・ミラーの横顔から、後に軍用服を着用し、ヘルメットを被り、従軍写真家として歩兵部隊と行動を共にし、数多くの戦争写真を残すとは誰が想像できただろうか。










WRENS IN CAMERA / Lee Miller
1945, London, 79 pages, 195 x 254 x 6
ヒトラーがポーランドに侵攻し、戦争が激化する兆しの最中、リー・ミラーはアメリカ大使館からの帰国要請を無視し、そのままイギリスに留まり、ヴォーグの仕事に従事する。退屈なスタジオでの撮影には当然飽き足らず、20年も祖国を離れていたにもかかわらず、アメリカの従軍記者の身分証明書を取得。それはリー・ミラーにとっては魔法の鍵だったようである。
写真記者としてのリー・ミラーの最初の仕事は、アメリカ陸軍の看護婦の取材。その次がイギリスの“WRENS” 。“Women's Royal Naval Service” 、要訳すると海軍婦人部隊だろうか。その部隊の女性たちが、海上及び航行訓練にいそしむ様を撮影したもので、その記事は“VOGUE” 誌にも掲載され、後に単行本としてこのように1冊の本として結実した。
この撮影以降、リー・ミラーは戦場へすこしづつ近づいてゆくことになる。
本の状態:カバーの縁部分に少し破れ、皺、折れあり。見返しに前所有者のギフトの記述(英語)あり。その他は経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
従軍記者リー・ミラーの装備品。エルメスの小型タイプライター、ローライフレックスなどに混じり、Lee Miller と名前が刻まれた護身用のメリケンが見える。

by booksandthings
| 2012-08-08 12:00
| 写真集

