2012年 07月 05日
MONSIEUR DE BOUGRELON / Jean Lorrain, Dessins par Alexey Brodovitch |
19世紀末から20世紀への幕開けの時代にヨーロッパの人々が繁栄と享楽的雰囲気を謳歌した“Belle Epoque (ベル・エポック、よき時代)” を経て、続く“Les Annees Folles (レ・ザネ・フォル、狂乱の時代)” と称される1920年代には、数多くの見事な挿絵本が刊行されている。1929年にニューヨークのウォール街から始まった経済恐慌が、これらの豪華挿絵本の製作に終止符を打った一因であることは間違いない。







MONSIEUR DE BOUGRELON / Jean Lorrain, Dessins par Alexey Brodovitch
1928, Paris, 170 pages, 150 x 204 x 15
Harper's Bazaar 誌の黄金期のアートディレクターとして知られるアレクセイ・ブロドヴィッチがロシアからパリに移住した頃は、画家志望であり、アールデコ、キュビズム、ピュリズム、ダダイズム、シュールレアリスムなどコスモポリタンな都市パリならではのアート・ムーブメントに影響を受けながら、ポスター製作や挿絵本で名を成していった。
このジャン・ロランの『MONSIEUR DE BOUGRELON (ブーグロン氏)』 には、アレクセイ・ブロドヴィッチによる銅版画の挿絵が11葉収録されている。
フランス人亡命者ブークロンを主人公としたオランダが舞台の幻想的な文学に、ブロドヴィッチの闇を思わせる黒を貴重とした銅版画の数々が見事に和合した挿絵小説となっている。
1920年代の豪華挿絵本同様に、この『MONSIEUR DE BOUGRELON (ブーグロン氏)』 もエディション1150部の中で早い番号の括りで、印刷に使用している紙質等が異なったエディションが用意されている。
こちらは762番とナンバーリングされており、エディションとしては最も一般的な版であるが、ブロドヴィッチの銅版画の複製印刷の表現力は申し分ない。
本の状態: ソフトカバー(フランス装丁)。背部分にヤケがみられるが、その他は経年変化程度。
価格:¥24,200(2025年7月23日更新)







MONSIEUR DE BOUGRELON / Jean Lorrain, Dessins par Alexey Brodovitch
1928, Paris, 170 pages, 150 x 204 x 15
Harper's Bazaar 誌の黄金期のアートディレクターとして知られるアレクセイ・ブロドヴィッチがロシアからパリに移住した頃は、画家志望であり、アールデコ、キュビズム、ピュリズム、ダダイズム、シュールレアリスムなどコスモポリタンな都市パリならではのアート・ムーブメントに影響を受けながら、ポスター製作や挿絵本で名を成していった。
このジャン・ロランの『MONSIEUR DE BOUGRELON (ブーグロン氏)』 には、アレクセイ・ブロドヴィッチによる銅版画の挿絵が11葉収録されている。
フランス人亡命者ブークロンを主人公としたオランダが舞台の幻想的な文学に、ブロドヴィッチの闇を思わせる黒を貴重とした銅版画の数々が見事に和合した挿絵小説となっている。
1920年代の豪華挿絵本同様に、この『MONSIEUR DE BOUGRELON (ブーグロン氏)』 もエディション1150部の中で早い番号の括りで、印刷に使用している紙質等が異なったエディションが用意されている。
こちらは762番とナンバーリングされており、エディションとしては最も一般的な版であるが、ブロドヴィッチの銅版画の複製印刷の表現力は申し分ない。
本の状態: ソフトカバー(フランス装丁)。背部分にヤケがみられるが、その他は経年変化程度。
価格:¥24,200(2025年7月23日更新)
by booksandthings
| 2012-07-05 12:00
| イラストレーション

