2012年 03月 18日
GEORGE NAKASHIMA: FULL CIRCLE / Derek E. Osterg-ard |

おおよそ5メートル四方もあろうかと思われる自作のテーブルで最終チェックを行っている様子のジョージ・ナカシマ。壁面には数々の伐り出された板と昔からの親友である画家ベン・シャーンのドローイングが立てかけてある。この大テーブルはセント・ジョン・カテドラル教会のためのものだそうだ。自然界での役目を終えた樹木がナカシマの手によって再生され、人間の用に供される。
「我々木工家は大胆にも、これらの崇高な木から、木材を伐り出している。ある意味でこれは我々木工家の職能を聖職化するために行わなければならない修行、カルマ・ヨーガである。それぞれの樹木、またそのそれぞれの部分は、このように使われるのが一番好ましいという固有の天命と固有の特殊な関係とを秘め持っている。我々は、こうした樹木と我々の関係を見つけ出すために、世界中を歩き回っている。」
作品集“GEORGE NAKASHIMA: FULL CIRCLE” の序文に引用されたジョージ・ナカシマの言葉である。













GEORGE NAKASHIMA: FULL CIRCLE / Derek E. Ostergard
1989, NY, 192 pages, 295 x 225 x 15
20世紀初頭からの家具デザインの潮流をジョージ・ナカシマの作品を交えて解説したテキストを収録し、後半はそれらの代表的な作品をカラー図版で掲載したナカシマの全体像に迫る1冊。
本の状態: ソフトカバー。経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2012-03-18 11:47
| インテリア・ファニチャー

