2020年 02月 01日
JAPANESE / Cecil Beaton |
旅行作家としての実力を遺憾なく発揮した著書も数冊出版している写真家セシル・ビートン (Cecil Beaton) は日本を訪れた際の記録も写真集『JAPANESE』として1959年に1冊にまとめている。ビートンの日本旅行での写真を掲載したのがアメリカのファッション誌『HARPER'S BAZAAR』 。ライバル誌『VOGUE』との専属契約が切れた以降に引き受けた仕事になるのだろう。UK版の謝辞にビートンは、ハーパース・バザーの編集長カーメル・スノウに日本旅行を勧めてくれたお礼を述べている(US版はトルーマン・カポーティに)。
それにしてもセシル・ビートンは気の利いたスケッチ画の名手なり。日本の着物や髷や日本人顔もさらりと見事に描いてみせる。


















JAPANESE / Cecil Beaton
1959, NY, 132 pages, 220 x 285 x 20
セシル・ビートンの撮影した日本の写真の中での本人が最も気に入っている写真は、京都の桂川で着物の染色過程の作業をしている模様を捉えたものだろう。美しいもの、華やかなものが好みのビートンだけに川岸に広げられた美しい着物と景色には目を奪われたに違いない。
本書でのビートンは、伝統的な日本と現代の日本の両方に目を向けてはいるが、やはり伝統美に比重が置かれている。歌舞伎、文楽、芸者、花魁、茶道、浅草、鎌倉、京都、日光・・・など写真と巧みな紹介文で外国人だけではなく我々をも魅了する。後半のページに続く鈴木大拙をはじめとする日本人の顔と仏像や人形との対比には思わず笑みが漏れる。
本の状態:ジャケットに破れ、シワ、汚れあり。本体見返し綴じ部分の効き紙に破れ(綴じは問題なし)。その他は経年変化程度。
価格:SOLD


















1959, NY, 132 pages, 220 x 285 x 20
セシル・ビートンの撮影した日本の写真の中での本人が最も気に入っている写真は、京都の桂川で着物の染色過程の作業をしている模様を捉えたものだろう。美しいもの、華やかなものが好みのビートンだけに川岸に広げられた美しい着物と景色には目を奪われたに違いない。
本書でのビートンは、伝統的な日本と現代の日本の両方に目を向けてはいるが、やはり伝統美に比重が置かれている。歌舞伎、文楽、芸者、花魁、茶道、浅草、鎌倉、京都、日光・・・など写真と巧みな紹介文で外国人だけではなく我々をも魅了する。後半のページに続く鈴木大拙をはじめとする日本人の顔と仏像や人形との対比には思わず笑みが漏れる。
本の状態:ジャケットに破れ、シワ、汚れあり。本体見返し綴じ部分の効き紙に破れ(綴じは問題なし)。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2020-02-01 12:00
| 写真

