2018年 11月 24日
FLAIR ANNUAL 1953 / Fleur Cowles |
1950年2月号から翌年の1月号までのわずか12号で幕を下ろした FLAIR という名の雑誌があった。タイム誌やニューヨーカー、ルックなどで編集の仕事をこなしてきた フルール・コウルズ (Fleur Cowles) が、3番目の夫となる Gardner Cowles と結婚生活をおくっている時期に出版した。すでに Vogue、Town & Country、Holiday などの出版物が世に出回っている状況の中、独特のエディトリアルとデザインにより話題をさらった。寄稿者もジャン・コクト、ルシアン・フロイド、テネシー・ウィリアムス、ソール・スタインバーグ、そしてサルバドール・ダリらを起用した。当然のことながら製作コストも嵩んだようだ。12号をもって廃刊となってしまった。
FLAIR ANNUAL 1953 / Fleur Cowles
1952, NY, 229 pages, 256 x 341 x 25
雑誌は1951年1月号をもって廃刊となったが、その翌年に復刊を願う読者らの声に答え、雑誌という形式ではなくアニュアルとして1冊の本が出版された。雑誌と同じくエディターはフルール・コウルズ、デザインもフェデリコ・パラヴィチーニ (Federico Pallavicini) が担当。往年の FLAIR を髣髴させる寄稿者、編集内容、デザイン。ページをめくることが楽しみとなる。雑誌同様とても趣味のいい本に仕上がっている。
アニュアルが出版されたのはこの年の1号きり。出版社の社主である3番目の夫との離婚も影響したのではないだろうか。彼女は離婚の同年に4回目で最後の結婚をしている。
本の状態:プリンテッド・ハードカバー。経年変化程度。
価格:SOLD
サイン入り。Signed by Fleur Cowles.
1952, NY, 229 pages, 256 x 341 x 25
雑誌は1951年1月号をもって廃刊となったが、その翌年に復刊を願う読者らの声に答え、雑誌という形式ではなくアニュアルとして1冊の本が出版された。雑誌と同じくエディターはフルール・コウルズ、デザインもフェデリコ・パラヴィチーニ (Federico Pallavicini) が担当。往年の FLAIR を髣髴させる寄稿者、編集内容、デザイン。ページをめくることが楽しみとなる。雑誌同様とても趣味のいい本に仕上がっている。
アニュアルが出版されたのはこの年の1号きり。出版社の社主である3番目の夫との離婚も影響したのではないだろうか。彼女は離婚の同年に4回目で最後の結婚をしている。
本の状態:プリンテッド・ハードカバー。経年変化程度。
価格:SOLD
サイン入り。Signed by Fleur Cowles.
FLAIR ANNUAL 1953 / Fleur Cowles
1952, NY, 229 pages, 256 x 341 x 25, Signed by Fleur Cowles
本の状態:フルール・コウルズのサイン入り。プリンテッド・ハードカバー。カバーに擦れ、汚れあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
1952, NY, 229 pages, 256 x 341 x 25, Signed by Fleur Cowles
本の状態:フルール・コウルズのサイン入り。プリンテッド・ハードカバー。カバーに擦れ、汚れあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2018-11-24 12:00
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