2011年 10月 10日
CHARLOTTE PERRIAND AN ART OF LIVING / Mary McLeod |
現在、京都高島屋のショーウインドウはカッシーナ社の新製品をディスプレイしている。ミラノサローネで発表された、ル・コルビュジェ、ピエール・ジャンヌレ、そしてシャルロット・ペリアンの共作によるLC2とジオ・ポンティがデザインしたスーパーレジューラ、それらの以前から販売している製品をカラフルなファブリックや色使いでバリエーションを増やし、新たな解釈をもたらした新作である。コルビュとチャーミングなシャルロット・ペリアン、逆立ちした男性(ピエール・ジャンヌレかジオ・ポンティか?)のポートレイトを製品と交えディスプレイがなされている。
ところでシャルロット・ペリアンと高島屋とは今から70年前に付き合いがあったようである。
戦争が激化する直前の1941年、商工省の後援によりペリアンの展覧会「選択・伝統・創造」展が東京高島屋で開催されている。また、終戦後の1955年にも「諸芸術の総合」展を同じく高島屋で開催している。
CHARLOTTE PERRIAND AN ART OF LIVING / Mary McLeod
2003, NY, 304 pages, 238 x 287 x 28
1920年代のアールデコスタイルが色濃く残る作品からコルビュジェと仕事を始めた30年代、日本との接点始まった40年代、そしてそれ以降のペリアンの仕事をまとめた1冊。
表紙に掲載されているバンブー素材のシェーズロングもカッシーナ社にて発売間近。
本の状態:概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2011-10-10 12:49
| インテリア・ファニチャー