2011年 09月 29日
わが庭を写す / 鈴木八郎 |

「わが庭をうつす」とは、なんとも閑雅なタイトルである。この写真集が出版された昭和13年は、ナチスがオーストリアを併合、日本では国家総動員法が施行された年であり、第二次世界大戦への流れが進みつつある時期でもあったが、まだこのような写真を撮影できるわずかな余地があったことが想像できる。写真家鈴木八郎は、北原白秋の弟が設立した出版社「アルス」に勤務し、幾つかの著作を同社から出版しているが、自身の写真集としてはこの1冊だけではないだろうか。











わが庭を写す / 鈴木八郎
昭和13年 (1938)、東京、111 pages、201 x 252 x 30(スリップケースサイズ)
装幀は、恩地孝四郎。スリップケース、カバー表紙、そして本体のデザインが素晴らしい。
本の状態:外箱にキズ、シミ、ヤケあり。ジャケットの縁部分に1箇所シワ、キズ、背部分下部にシミあり。その他は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2011-09-29 12:00
| 写真集 作家別作品集

