2011年 09月 28日
DO OR DIE / Martine Barrat |


ファッションデザイナー、イヴ・サンローランは、パリ市内に本宅以外にエッフェル塔を望むアパートメントのペントハウス・スタジオを所有していた。そのスタジオのインテリアが掲載されている本を見ると、リヴィングスペースにはジャン・ミッシェル・フランクによる麦わらの寄木製のフレームが2つ飾られており、そのフレームには黒人のボクサーの写真が収められている。そのボクサーを撮影した写真家は、フランス人女性マルティーヌ・バッラ。
フランスに生まれ、後ニューヨークに渡り、Life、Time、The Village Voice、Le Mondeなど多くの雑誌の撮影依頼をこなしている。サウスブロンクスのギャングを撮影したドキュメンタリー・ヴィデオは、ホイットニー・ミュージアムでも上映され、イタリアTV局からベストドキュメンタリー賞を受賞しているなどのキャリアを持つ。













DO OR DIE / Martine Barrat
1993,NY, 1993, 228 x 276 x 22
ある若い女性ボクサーから次回の試合のプロモーション用の撮影の依頼を受け、初めてボクシングジムを訪れた際に、そのリングの外に立ち、スパークリングを待っている6歳の少年との出会いが、この写真集の7年に及ぶ撮影のきっかけとなった。ジムに通う最年少は、3歳半。一流のボクサーを夢見て、親も子もジムに通う。
この写真集の解説を写真家のゴードン・パークス、そして映画監督のマーティン・スコセッシが序文を寄せるなど取り巻きも魅力的だ
。
本の状態: 写真家のサイン入り。経年変化程度で概ね良好。
価格:SOLD

この写真集のための撮影が終了した時、彼女の夢は、モアメド・アリに二言三言の言葉を写真集に書いてもらうことだった。ある日、アリから写真を送って欲しいとの連絡があり、数枚の写真を送った数日後に、このサインの入った写真が送られてきたそうである。送った写真が思わぬ形で自分への贈り物になったわけである。
by booksandthings
| 2011-09-28 12:00
| 写真集

