2011年 08月 29日
PAUL CEZANNE / Bernard Dorival |
書店で画集を購入する人は増えているのか、減っているのか、それとも変わらず安定しているのか。しかも今の時代の空気感や思想や普段の生活では気が付かないものを気付かせてくれる現代美術の画集ではなく、もう少し古い世代の誰もが知っている作家の画集である。例えばこれから取り上げるセザンヌ、そしてモネやはたまたゴッホなどのフランス印象派の画家たち。大規模な展覧会では、必ずといっていいほど来館数は多い。間違いなく展覧会の図録は、来館数に比例して売れているものと予想する。今見た作品を家に帰ってから再度図録で眺めるため、展覧会に来た記念に、など理由は様々。では図録ではなく大型書店や洋書店で売られているそれらの巨匠の画集はどうだろう。

CEZANNE / Bernard Dorival
Editions Pierre Tisne, Paris, 1948, 202 pages, 230 x 263
ほとんどの人が知ってる巨匠の画集は、数多く出版されており、年を経ることにその作家に関しての新たな発見があったり、著者によって掘り下げる主題が異なったりと様々な編集内容で画集が出版される。ただ、収録されている作品は、本の規模にもよるが、大半はほとんど同じようになりがちであろう。一般の購入者は、有名な作品が収録されていないと物足りなく感じるであろうし、カタログ・レゾネは、一般向きではない。1画家1冊気に入った総合的な画集があればありがたい。
このセザンヌの画集は、ページ数は多いものの、サイズは画集にしてはやや小さめ。特に製本に関して随所こだわりが感じられる良書である。


テキストのタイポグラフィーは、「センチュリー・ゴシック」とA.M.カッサンドルがデザインした活字「ペニョー体」が使われ、ブルーグレーの文字のコントラストが生かされている。紙は、厚めのクラフト紙のようなもの。経年変化で周りが変色しており、古書としての雰囲気を高めている。

テキストの末にデッサンをレイアウト。


モノクロ図版は直接印刷、カラー図版は後から手貼り。これらはよくある手法であるが、モノクロ図版の紙とカラー図版の台紙の紙を変えている、モノクロ図版のタイトルは、ブルーグレー色、カラー図版はブラウン色で印刷されている。

作品の詳細記録のページのレイアウト、特に数字の置き方が洒落れている。
手元において時々眺めたい、こういった味のある画集は少ない。
本の状態:カバー表紙は経年変化による変色あり。見返りにテープ跡あり。
価格:SOLD

CEZANNE / Bernard Dorival
Editions Pierre Tisne, Paris, 1948, 202 pages, 230 x 263
ほとんどの人が知ってる巨匠の画集は、数多く出版されており、年を経ることにその作家に関しての新たな発見があったり、著者によって掘り下げる主題が異なったりと様々な編集内容で画集が出版される。ただ、収録されている作品は、本の規模にもよるが、大半はほとんど同じようになりがちであろう。一般の購入者は、有名な作品が収録されていないと物足りなく感じるであろうし、カタログ・レゾネは、一般向きではない。1画家1冊気に入った総合的な画集があればありがたい。
このセザンヌの画集は、ページ数は多いものの、サイズは画集にしてはやや小さめ。特に製本に関して随所こだわりが感じられる良書である。


テキストのタイポグラフィーは、「センチュリー・ゴシック」とA.M.カッサンドルがデザインした活字「ペニョー体」が使われ、ブルーグレーの文字のコントラストが生かされている。紙は、厚めのクラフト紙のようなもの。経年変化で周りが変色しており、古書としての雰囲気を高めている。

テキストの末にデッサンをレイアウト。


モノクロ図版は直接印刷、カラー図版は後から手貼り。これらはよくある手法であるが、モノクロ図版の紙とカラー図版の台紙の紙を変えている、モノクロ図版のタイトルは、ブルーグレー色、カラー図版はブラウン色で印刷されている。

作品の詳細記録のページのレイアウト、特に数字の置き方が洒落れている。
手元において時々眺めたい、こういった味のある画集は少ない。
本の状態:カバー表紙は経年変化による変色あり。見返りにテープ跡あり。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2011-08-29 12:00
| アート

