2016年 05月 23日
V. V. MAYAKOVSKY / VLADIMIR VLADIMIROVICH MAYAKOVSKY |
「茶と黒は外敵・侵略者の色。緑は官僚主義・国内の敵の色。そして赤は革命と防衛の色。」
V. V. MAYAKOVSKY / VLADIMIR VLADIMIROVICH MAYAKOVSKY
1956, Mockba, 234 pages, 227 x 298 x 20
見るからにソビエト時代を思わせるビニール製の赤いカバーにレリーフ調の胸像を配したソビエト未来派詩人ウラジーミル・マヤコフスキー (Vladimir Mayakovsky) のバイオグラフィーである。
出版年はマヤコフスキーの死後26年経過した1956年、ニキータ・フルシチョフの時代であり、フルシチョフが「スターリン批判」を行った年と重なる。しかし、まだまだタブーとされる事柄の多い時代の刊行物である。
1893年にグルジアで生まれ、1930年に亡くなるまで(謀殺説あり)のマヤコフスキーの生涯を彼の詩と数多くの図版を交えて編集した1冊。ソビエト時代的なラフな紙、印刷、そして必ず目を引く「赤」。テキストはロシア語。
本の状態:カバーに多少の擦れ、角部分に軽く当たりあり。天地・小口にシミあり。見返し後側にロシア語のスタンプあり。その他は経年変化程度。
価格:¥22,000 (2020/4/25 UPDATED)
by booksandthings
| 2016-05-23 12:00
| ピープル