2020年 06月 05日
VOGUE JUNE 1, 1936 / Cover painting by Pierre Roy |
1930年代のヴォーグ誌ではカバー画をファッション・イラストレーターではなくパヴェル・チェリチェフ (Pavel Tchelitchew)、ラウル・デュフィ (Raoul Dufy)、ピエール・ロワ (Pierre Roy)、ジョルジョ・デ・キリコ (Giorgio de Chirico) ら名の知られた画家たちにも依頼をしている。中でも2、3年続けてカバー画を引き受けていたのがフランス人画家ピエール・ロワだった。
VOGUE JUNE 1, 1936 / Cover painting by Pierre Roy
1936, NY-London-Paris, 248 x 323 x 7, 122 pages
ピエール・ロアによるファッショナブルなシュルレアリスムの静物画がカバーを飾るヴォーグ1936年4月15日号。特集は “ロンドン・ファッション” 。
誌面にはウィリアム・ボリン (William Bolin)、ルネ・ブエ=ウィルュメズ (Rene Bouet-Willaumez) らのファッション・ドローイングや、ホルスト (Horst)、ルーシャ・ネルソン (Lusha Nelson)、アントン・ブルエール (Anton Bruehl)、エドワード・スタイケン (Edward Steichen)、セシル・ビートン (Cecil Beaton) らによるファッション写真など、そして数々のアールデコ・スタイルの広告が収録されている。
本の状態:カバーに擦れ、角部分に折れ目、背部分にキズあり。内部ページは多少のシワ、汚れが見られるものの大きなダメージはない。
価格:¥13,200
by booksandthings
| 2020-06-05 12:00
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