2014年 04月 25日
JEAN-MICHEL BASQUIAT / Vrej Baghoomian |
ジャン=ミシェル・バスキアを題材とした映画を監督したアーティスト、ジュリアン・シュナーベルが特に好きだといったバスキアの1983年の作品 『 CPRKR 』 。ジャズ・ミュージシャン、チャーリー・パーカーに捧げた作品である。他の作品にないシンプルさが気に入っていると言ってるのだが、どこかジュリアン・シュナーベルの作品とも似たところがあるように思える。共に1980年代を代表するアーティスト。お互いに影響を与えていたのであろう。
JEAN-MICHEL BASQUIAT / Vrej Baghoomian
1989, NY, 153 pages, 248 x 303 x 20
1988年8月12日、ニューヨークのロフトでバスキアは急性混合薬物中毒によりこの世を去った。
本書はバスキアにとっては最後のアート・ディーラーとなった Vrej Baghoomian が死後1989年に開催した回顧展の際に限定4000部刊行したものである。ジュリアン・シュナーベルのお気に入り作品でありアーティスト Donald Baechler が所有している 『 CPRKR 』 をはじめ、69点の作品が収録されている。テキストは Francesco Pellizzi と Glenn O'Brien が担当。
本の状態:概ね良好。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2014-04-25 12:00
| アート