2014年 02月 15日
WHITE CHURCHES OF THE PLAINS / Robert Hickman Adams |
アメリカの建築史においてよく知らている建物のひとつとして上の写真のようにニューイングランド地方の白い木造の教会があげられる。アメリカ合衆国では最も歴史の古い地域であり、初期入植者たちが建設したコロニアル様式の建物である。それらの様式の教会は入植者の移動と共に西へと広がりモンタナからテキサスにかけての西部の平原地域にも建てられた。写真家ロバート・アダムス (Robert Adams) はそれらの教会の佇まいを記録すべく1冊の本にまとめている。
WHITE CHURCHES OF THE PLAINS / Robert Hickman Adams
1970, Boulder, 57 plates, 225 x 262 x 12
“Man-altered landscapes (人が変えた風景)” を撮影する写真家としてカテゴライズされているロバート・アダムスの第一作目の写真集である。英語教師のかたわら建築写真を学び、コロラド州の平原に点在する古くからあり現存するアメリカ建築のアイコンとも言える教会を撮影することに主題を見出した。
客観的な視線から撮影された教会の建物、その周りの平原、そして広がる空。人工美を伴った美しいモノクロ写真の数々。
本の状態:ジャケットの縁部分の数か所に破れ、擦れ、折り込み部分の価格表示がカットされている。本体は経年変化程度。
価格:SOLD
by booksandthings
| 2014-02-15 12:00
| 写真